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Epilogue







■鉛バッテリーの現状

現在、日本国内で使用されている鉛バッテリーの総数は国内の人口分(1億2700万)以上と言われています。

鉛バッテリーは定期的に交換されているため、廃棄総数も膨大な数にのぼります。

廃棄された鉛バッテリーは鉛と硫酸を含むため、一般廃棄物として簡単には処分できません。

リサイクルシステムとして、破砕選別、鉛の還元融解、電気分解による精錬があります。

しかし処理費用が必要なため、一部の使用済み鉛バッテリーは野積みされたり不法投棄が後を絶たない現実があります。

そもそも鉛バッテリーが発明されてから約150年。日本国内で鉛バッテリーの生産が始まってから100年余りの長い歴史があります。

技術的に成熟した完成度の高い二次蓄電池であり、小型バッテリーから産業用大型バッテリーまで幅広い分野で使用されています。

廃棄バッテリーその中で最も多く使用されているエンジン始動用バッテリーに焦点を絞りますと、技術の蓄積により鉛バッテリーの性能は常に進化しつつあると言われています。

しかし、実際には鉛バッテリーの寿命と信頼性は飛躍的には向上していない現実があります。

この背景として、車両のエレクトロニクス化に伴いバッテリーへの負担が増大しているのが1つの要因のようです。

バッテリー交換のサイクルには幅があるものの、平均寿命は2〜4年程です。バッテリーの高性能化にもかかわらず、廃棄総数は減少どころか増加の一途を辿っているのが現状です。


■不法投棄


平成12年末現在、日本国内の自動車登録台数は乗用車5,243万台、商用車等2,021万台、合計7,264万台です。

日本国内だけで年間1,500万個(12万トン)ものバッテリーが廃棄処分扱いになっています。

そのうち、全体の1/3はメーカーにより確実に処分されています。残りの半々は廃棄処分待ち、そして残念ながら一部は山林、河川等に不法投棄されているのが現状です。


■リユース&エコロジーシステム

鉛バッテリーは消耗品という認識の下、当たり前のように廃棄、購入が繰り返されています。

本来、高性能鉛バッテリー(JIS規格)は十分な耐久性があるにもかかわらず、2〜3年程度で交換されている大きな原因はサルフェーション現象です。

そこで、パルス技術によりサルフェーションを分解&発生を予防することにより、鉛バッテリーが持つ本来の寿命へ近づけることが可能となります。


バッテリー・ディサルフェーター、マルチエフェクティブシステム/MES : Multi-effective system


不法投棄されたバッテリー

(某一級河川にて)
不法投棄されたバッテリー

一方
バッテリー再生・延命 100年の歴史に、Nano-パルステクノロジーをプラス
新・旧テクノロジーの融合


測定値はウソをつかない あるのは、目の前の真実のみ
サルフェーションの溶解

そして
ECO system ECO system
テクノロジーと環境との融合



大量生産、大量廃棄から循環システムへ
21世紀のテクノロジーは環境のために。

STOP 不法投棄


Battery Desulfator by Pulse Technology





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