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Eブック - PDFファイル |
■突然ですが、あなたに質問です
・いつ、タイヤを交換しましたか?
・近々、タイヤを交換する予定ですか?
・タイヤ交換をする時、何を基準に選びますか?
・今まで、タイヤ選びで失敗した経験はありますか?
・タイヤ交換の時、役立つアドバイスを得たことがありますか?
■タイヤ選びはギャンブルなのか?
一口にタイヤと言っても、人気のコンパクトカー&ハイブリッドカー用から大型輸入外車用まで様々です。そして、タイヤの種類、ブランドは数え切れないほど市場に溢れています。
また、近年のアジアンタイヤの台頭も気になるもの。
タイヤは消耗品の中で値段の張るパーツに入ります。
ところがタイヤは黒いゴムの塊。「どれもこれも似たような物。トレッドパターンが違うくらいで大した違いは無い」と諭して、安易にタイヤを選んでいませんか?
タイヤを交換してから、少なくとも2〜3年以上は新しいタイヤと共にすることでしょう。
軽自動車クラスのタイヤならば、安価な4本セットで1〜2万円台から。
17〜18インチ以上の低偏平タイヤやランフラットタイヤともなると10〜20万円台はざらです。
タイヤを交換後、ドライバーはフレッシュな気持ちでステアリングを握るものです。ところが、いまひとつタイヤが自分のフィーリングに合わず、気に入らないからといっても返品ができません。
今も昔もユーザーは、はっきりと分からないタイヤを半ば目をつぶって購入&交換に踏み切っていると思いませんか?
タイヤ選びにはギャンブル的な要素があるのでしょうか。
→ クルマとタイヤには相性があり、あなたとタイヤにも相性があります。
これがタイヤ選びを難しく、分からなくさせているのです。
例えば、トヨタのP車を所有する東京都世田谷区X丁目のAさんが好むタイヤは、同じクルマを持つあなたに必ずしもマッチするとは限らないでしょう。
そうです。
Aさんとあなたではタイヤに対する好みが違うことがあるからです。
身近な革靴に例えるならば、
Aさんは靴底がしっかりした作りの革靴が好みであっても、あなたは比較的革が柔らかく軽いタイプの革靴が好みなのかもしれないのです。
■ユーザー目線でタイヤを解説
一般のタイヤユーザーは複雑な方程式と理論で解説されたタイヤ専門書を読む機会はまず無いでしょうし、読む理由も必要も無いことでしょう。
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PDFファイル内にリンク付き。
(要インターネット環境) |
もし、仮に理論書を読んだからといって(実質、目を通したからといって)、ユーザーがタイヤを理解できる内容ではありませんし、タイヤ選びに役立つかどうかは微妙です。
タイヤの開発に関する複雑な理論は多々あろうかと思いますが、市場の中でタイヤを評価、評論するということは非常に難しいものです。
何故なら、市場には絶対的な基準となるタイヤというものは存在しないからです。
またタイヤは複数の二律背反の要素から成り立っています。どのタイヤがベストとは言えないところがあります。
そこで、筆者が長年、様々なタイヤを履き換えてきた経験から、一般のユーザー目線でタイヤという物を捉えて書き綴りました。
なお、本書は公平性を期するため、特定のタイヤメーカーやブランドに偏った内容ではありませんし、それらを推奨する内容でもありません。
■タイヤの顔、トレッドパターンとキャラクターの関係
タイヤの顔であるトレッドパターン(⇒⇒⇒)はタイヤメーカーやブランドによって千差万別です。
このトレッドパターンがタイヤの大まかなキャラクター(性格)を表しています。
・スポーツタイヤには特有のトレッドパターンがあります。
・静粛性を高めたコンフォートタイヤにも特有のトレッドパターンがあります。
・市場の中でスタンダードタイヤが一番多く流通していますが、トレッドパターンは各メーカーとブランドによって個性があります。
タイヤに彫られている溝は大まかに、縦溝、横溝、斜め溝に分かれています。
これらの溝を確認することで、そのタイヤが持つキャラクターを大まかに見分けることができます。このトレッドパターンとキャラクターの関係を解説しました。
■インチアップとインチダウン
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タイヤのインチアップとインチダウンの関係 |
今日、17や18インチ以上の大径ホイール&低偏平タイヤを純正採用するクルマが随分増加しました。
他方、従来ながらの偏平率が「65」や「70」タイヤ(※)を純正サイズとするクルマも存在しています。
- - [Info] - - - - - - - - - - - - - - - - - -
(※)偏平率: タイヤの幅とサイドウォールの高さの比率。
[一例]
タイヤのサイズが195/65R15ならば、偏平率は65%で通称「65タイヤ」と呼ばれる。
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サイドウォールが薄い(タイヤを横から見て側面部が薄い)低偏平タイヤは性能が高く、従来の分厚いタイヤは性能が低いという訳ではありません。
両タイヤはそれぞれ違う特性を持つことから、インチアップとインチダウンのメリット、デメリットを解説。
■低燃費タイヤの増加
クルマの「燃費」競争が激しさを増している今日、燃費に貢献する低燃費タイヤ(ECOタイヤ)が各タイヤメーカーのカタログを飾っています。
実は、ヨーロッパブランドのタイヤの中では、燃費と環境を意識して開発されたタイヤが20年以上も前から存在しています。
この日本で低燃費タイヤが市場で積極的に販売され始めたのは、つい最近のことです。
ハイブリッドカーが人気を集め、エコカーブームが盛り上がりを見せ始めた頃に低燃費タイヤも注目を集めるようになりました。
この低燃費タイヤは「転がり抵抗の低減」を実現したタイヤです。
簡単に言えば「より転がりやすいタイヤ」です。低燃費タイヤでどの程度燃費が良くなるかは、諸条件が絡んでくるためタイヤカタログでも具体的な数値は書かれていません。
ただ、もし今現在、転がり抵抗が大きいタイヤを履いているならば、低燃費タイヤに履き替えることで燃費の違いが見えてくるかもしれません。
そこで、仮に「3%」燃費が良くなることで、経済面でどの程度のメリットがあるか解説しました。
■アジアンタイヤと中古タイヤ
国内のタイヤ市場の流れとして、アジアンタイヤと中古タイヤの需要が高まりつつあるようです。
インターネットで「アジアンタイヤ」、「中古タイヤ」と検索すると、大量の検索結果が表示されることからも頷けます。
2000年代に入り、アジア諸国で生産されている「アジアンタイヤ」が日本市場に多く流通するようになりました。
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コンフォート&スタンダード系タイヤ |
今日、カー用品チェーン店はアジアブランドのタイヤを積極的に販売しています。
また、ネット通販では輸入タイヤが多く販売され、アジアンタイヤに対するイメージが随分変わってきたようです。
そのような時代背景からも、筆者が実際にアジアンタイヤを入手し、インプレッションを本書内でレポートしました。
次に、タイヤを安全性の観点から見ると、つるつるに摩耗した高級ブランドタイヤより、5分山の中古スタンダードタイヤの方が絶対的に安全です。
当然ですね。
いくら高級タイヤであっても、スリップサインが見えていたら即アウトです。
プレミアム、スポーツ、スタンダード、ECOタイヤといったカテゴリー以前に、擦り減ったタイヤに使用価値も安全性も無いと言えます。
そこで、コストを抑えるタイヤ選びとして中古タイヤの存在があります。中古タイヤはコンディションや状況、選び方によってはコストパフォーマンスが高い場合があります。
そこで、失敗しないための中古タイヤの選び方を解説しました。
■タイヤの使い方を解説
タイヤは自動車部品に分類されているものの、「道具的な部品」と言えるのではないでしょうか。
一般的に道具は目的ではなくて「手段」です。
タイヤという道具は自転車用からクルマ、大型トラック用まで、基本的に大きく変わらない特性をもっています。
これは10年前の古いタイヤでも、10年後の未来のタイヤでも普遍です。
タイヤが地面の上をコロコロと転がり、駆動力、制動力、操舵力を路面に伝える仕組みは100年前から大きく変わっていないのです。
本来タイヤが持っている運動性能を理解し、上手く引き出すことで、一般公道を安全、快適に移動することができます。
これは運転免許証を持っていれば、誰でも実行できることです。ABSや横滑り防止装置の普及により、特別、難しい理屈やテクニックは一切不要なのです。
■タイヤ交換の前に
忘れがちなのはタイヤ交換時、本体価格に「交換、バランス取り工賃」、「廃タイヤ処理費」、「エアーバルブ交換費」が加算されます。タイヤを4本交換するならば、本体価格プラス¥6,000〜¥10,000の費用がかかります。
これはタイヤサイズに関わらず必要となる費用です。
よって、タイヤ選びを間違えてしまったからといって、度々タイヤ交換するわけにもいきません。そのような観点からも、タイヤ選びのコツを筆者の独自スタイルで執筆。
■間違えっぱなしのタイヤ選び - 目次
・ |
プロローグ |
・ |
あなたは皇帝に勝てる |
・ |
試し履き、返品不可な商品 |
・ |
指定空気圧プラス10〜20kPa |
・ |
エアゲージ |
・ |
タイヤのメンテナンス |
・ |
タイヤの製造工程 |
・ |
インチダウンという選択 |
・ |
日本市場におけるアジアンタイヤ |
・ |
輸入タイヤの空気圧設定 |
・ |
汎用リプレイスタイヤの問題点 |
・ |
低燃費タイヤの増加 |
・ |
低偏平タイヤの増加 |
・ |
タイヤ選びのコツ |
・ |
中古タイヤの利用法 |
・ |
プレミアムタイヤのブランド性 |
・ |
エンジン搭載位置とウエットグリップ |
・ |
ドライグリップとウエットグリップ |
・ |
スリップ率とグリップ力 |
・ |
タイヤのグリップ力と荷重 |
・ |
コーナーリングフォースと車速 |
・ |
タイヤとアクティブセーフティーの関係 |
・ |
理想のタイヤ像 |
・ |
偏摩耗の原因 |
・ |
スタッドレスタイヤの使い方と現状、タイヤチェーン |
・ |
外気温と転がり抵抗の関係 |
・ |
タイヤの取り扱い説明書 |
・ |
タイヤのカスは何処へ行く&エピローグ |
■追伸
繰り返しとはなりますが、「クルマとタイヤ」、そして「あなたとタイヤ」にも相性があります。
まずタイヤの顔であるトレッドパターンをよく観察することで、大まかなタイヤのキャラクターを把握できます。これは各タイヤメーカーのカタログでも確認できます。
もちろん、似たようなトレッドパターンであっても、タイヤのキャラクターはタイヤメーカーとブランドによって同一ではありません。
これは「タイヤ」というものは、各メーカーの設計思想が色濃く反映されているからです。
それはタイヤの個性とも言えます。
そこで、確実を期するためにも、実際にタイヤ販売店でタイヤ本体を確認されることをお勧めします。
タイヤ本体の確認方法につきましては、本ファイルの目次「タイヤ選びのコツ」に書かれています。
本書をお読みいただき、実際に店舗でタイヤ本体を確認することで、大きな失敗を回避できることでしょう。
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間違えっぱなしのタイヤ選び |
タイヤ交換の前に読む「トク本」 |
(ダウンロード版、PDFファイル、107ページ)
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