鉛バッテリーの寿命・信頼性の問題点

ECO system for the lead-acid battery
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バイクから自動車、そして産業の分野まで
幅広い分野で使われている、鉛バッテリー。
鉛バッテリーは消耗品として、定期的に交換
されています。
この消耗品扱いされている鉛バッテリーを
今一度見直してみましょう。


■鉛バッテリーの寿命と信頼性

 鉛バッテリーの用途は幅広く、12Vエンジン始動用バッテリーから特殊用途向けのバッテリーも含めると、人口の数に匹敵する鉛バッテリーが使用されているとも言われています。

その中で、最も身近なタイプはエンジン始動用バッテリーです。

このエンジン始動用バッテリーは言うまでもなく消耗品です。一般的には2〜3年毎のバッテリー交換が推奨されています。確かに状況によっては1〜2年程度で交換されている場合もあるでしょう。

鉛バッテリーは誕生以来、長い歴史があるにもかかわらず、今もなお消耗品です。
これは何故でしょうか?


■JAFが公開する事実

 JAF(社団法人日本自動車連盟)が公表するデーターによると、ロードサービスの出動理由No1は過放電・劣化バッテリーです。

全ロードサービス件数300万件中、バッテリートラブルは100万件を超えて全体の33%を占めています。

■平成17年度、JAFロードサービス出動件数(全国)
(参照:平成17年JAF本部広報資料)
順位 ロードサービス救援内容 件数 構成比(%)
1 過放電バッテリー  934,490 31.20
2 キー閉じ込み 526,305 17.57
3 タイヤのパンク、バースト、エヤー圧不足 308,436 10.30
4 落輪・落込 234,778 7.84
5 事故 196,131 6.55
6 燃料切れ 108,782 3.63
7 破損/劣化バッテリー  68,038 2.27
8 発電機/充電回路 52,441 1.75
9 スタータモータ 28,822 0.96
10 オートマチックミッション 20,809 0.69
以上計 2,479,032 82.77
その他合計 516,143

17.23

総合計 2,995,175 100.00
対象期間:平成17年4月1日(火)〜平成18年3月31日(水)

毎日平均"2,746台"の車両がバッテリートラブルでJAFの救援を受けています。




 JAFのロードサービス救援内容によると、バッテリーに関するトラブルが一番多いのがわかります。運転歴の長いドライバーでしたら、過去に1度や2度はバッテリーを上げてしまった経験があるかもしれません。

ご存知、この「鉛バッテリー」は電気を貯める箱です。車両を長期間放置すれば、バッテリーは放電していきます。

徐々に電圧が下がっていき、やがてバッテリーは上がってしまいます。そこで充電すれば、またバッテリーは回復するはずです。

しかし、充電してもバッテリーが回復しない場合があります。具体的な症状として、

1. 充電器の作動が途中で停止してしまう。
(電気がバッテリーに入っていかない。)
2. 充電が完了しても、エンジン始動時のセルモーターの回転が弱々しい。
3. 充電が完了しても、しばらくすると再びバッテリーが上がってしまう。
(バッテリーが上がりやすい。)

このような経験をされた方は1人や2人ではないことでしょう。
これではバッテリーとしての機能を果たさないため、バッテリー寿命と判断されてバッテリー交換となります。


実はバッテリートラブルには3つの原因があります。

1. 単なるバッテリー放電。(この場合、充電すればバッテリーは回復します。)
2. サルフェーション現象
3. バッテリーの物理的な劣化、故障。


■サルフェーション現象とは

 サルフェーション現象とは鉛バッテリーが持つ固有の現象です。

そもそも、鉛バッテリーの構造は簡単です。

一般的な湿式鉛バッテリーの場合、本体上部から陽極板と陰極板が交互に並べられてぶら下がっている構造です。そして本体内部は希硫酸で満たされています。

この鉛バッテリーが充電と放電を繰り返していくと、電極板の表面に結晶化したサルフェーション(硫酸鉛)が付着して電解液に戻りにくくなっていきます。

このサルフェーションは電気を通さない物質のため、バッテリーが本来の性能を発揮できなくなっていきます。サルフェーション現象の詳細はこちら