■ディープサイクルバッテリーの過放電
電動式車両が動かなくなるまで無理に走行させると、バッテリーのために良くないと言われています。確かに深放電させると、バッテリーはサルフェーションの影響を受けやすく電極への負荷が高まります。
これにより、
- サルフェーションの発生を避けることができない
- 更に放電後バッテリーを放置するのは好ましくない
バッテリー(スターターバッテリーを含む)をあげてしまい長期間放置すると、バッテリー容量が減少することがあります。これは、
- サルフェーションの発生
- その後、バッテリーを長期間放置すると充電してもサルフェーションが電解液に戻りにくくなる。
これによりバッテリー容量が減少するためです。
Stage1. 満充電状態 |
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Stage2. 放電後、バッテリーを長期間放置 |
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Stage3. 充電しても、電気が入っていかず・・・ |
サルフェーションによりバッテリー容量が回復しない。 |
一例として、キャンピングカーのサブバッテリーにソーラーパネルを接続する方法があります。理屈上、パネルでバッテリーを補充電すればバッテリーの長寿命化にも期待できそうです。
しかし、キャンパーの方ならご存知のように、現実には、それほど寿命が延びないケースがあるようです。この原因として考えられるのは、
- 天候やキャンピングカーの設置状態、パネル面積、発電効率等によりパネルの発電電流がカタログスペックほど出力できないケース。
- 「バッテリーの自己放電」+「電装品の暗電流」によるサルフェーションの生成。
- ディープサイクルバッテリーの使用環境上、深放電の繰り返し。
- サルフェーションの生成スピードが充電時に溶解するスピードより早い。
これは以下のシステムで解決。
■「メンテナンス機能内蔵充電器」 - AC100V電源駆動で確実な補充電 |
+ |
■「ナノパルサー」 - サルフェーションを分解、除去 |
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