JAF(社団法人日本自動車連盟)が公表するデーターによると、ロードサービスの出動理由No1は過放電、破損・劣化バッテリーです。全ロードサービス件数258万件中、バッテリートラブルは100万件を超えて全体の約40%を占めています。
■平成23年度、JAFロードサービス出動件数(全国) |
(参照:平成23年JAF本部広報資料) |
[四輪、二輪総合計]
- |
平成23年度 |
一般道路 |
2,470,944 |
高速道路 |
111,829 |
合 計 |
2,582,773 |
対象期間: 平成23年4月1日〜平成24年3月31日 |
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[四輪] |
[二輪] |
順位 |
ロードサービス救援内容 |
件数 |
構成比(%) |
1 |
過放電バッテリー |
867,342 |
34.49 |
2 |
パンク、バースト、エア不足 |
296,793 |
11.80 |
3 |
キー閉じ込み |
291,944 |
11.61 |
4 |
落輪 |
200,561 |
7.98 |
5 |
事故 |
127,690 |
5.08 |
6 |
破損・劣化バッテリー |
126,492 |
5.03 |
7 |
燃料切れ |
86,336 |
3.43 |
8 |
発電機(充電回路含む) |
36,875 |
1.46 |
9 |
スターターモーター |
31,970 |
1.27 |
10 |
ハンドルロック |
22,701 |
0.90 |
以上計 |
2,086,614 |
83.05 |
その他合計 |
426,218 |
16.95 |
総合計(四輪) |
2,514,832 |
100.00 |
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順位 |
ロードサービス救援内容 |
件数 |
構成比(%) |
1 |
過放電バッテリー |
15,449 |
22.74 |
2 |
パンク、バースト、エア圧不足 |
8,835 |
13.00 |
3 |
キー閉じ込み |
5,534 |
8.15 |
4 |
事故 |
4,371 |
6.43 |
5 |
燃料切れ |
3,739 |
5.50 |
6 |
破損・劣化バッテリー |
2,541 |
3.74 |
7 |
発電機 |
1,498 |
2.20 |
8 |
キャブレーター機構 |
1,437 |
2.12 |
9 |
スパークプラグ |
1,274 |
1.88 |
10 |
ハンドルロック |
1,184 |
1.74 |
以上計 |
45,862 |
67.50 |
その他合計 |
22,079 |
32.50 |
総合計(二輪) |
67,941 |
100.00 |
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毎日平均2,772台の車両、バイクがバッテリートラブルでJAFの救援を受けています。 |
スターターバッテリー
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ディープサイクルバッテリー |
定期的なバッテリー交換が必要な「鉛バッテリー」。
一口に鉛バッテリーと言ってもエンジン始動用バッテリーから電動車両用ディープサイクルバッテリー、産業用大型バッテリーまで種類や用途は様々です。
これら鉛バッテリーは消耗品ですから、定期的なバッテリー交換が必要です。
しかし、鉛バッテリーは誕生以来、長い歴史があります。成熟した完成度の高い蓄電池です。それにもかかわらず、今もなおバッテリーは消耗品扱いです。
一般的に、2〜3年毎のバッテリー交換が推奨されています。確かに使用環境によっては1〜2年以内にダメになってしまう場合もあります。
充電器でバッテリーを充電すれば、それで回復する場合もあれば、上手く充電できずに回復しない場合もあります。
これは何故でしょうか。故障してしまったのでしょうか?
さて、自動車を例にとると各パーツの寿命は飛躍的に延びています。
- 白金プラグは長寿命。
- ラジエーターに穴が開くことは滅多にありません。
- Vベルトは、そう簡単には切れません。
- ボディ塗装は十分な耐久性があります。
- 定期的にエンジンオイルの管理を行えば、走行距離10万キロ超のエンジンでも現役です。
- 車種によっては、エンジンオイルは10,000〜15,000Km前後または1年毎の交換が推奨されています。
先端技術の結晶でもある現代の各パーツは長寿命です。
油脂類や消耗部品を定期的に交換すれば、自動車は優に10年10万キロ超の耐久性を有しています。しかし、バッテリーの寿命は比較的短い傾向があります。
実は、鉛バッテリーが早期にダメ(使用不可)になるのは大きな原因があるのです。これは鉛バッテリーが誕生以来の宿命と言ってもいいでしょう。それでは、その原因をご紹介しましょう。
本来、高性能鉛バッテリー(JIS規格)の電極板は必要十分な耐久性があると言われます。
例えば、
- カーバッテリーが新品時から「6〜7年間」使用できるケースが稀にあります。
- 電動フォークリフト用のバッテリーが使用環境によっては「9年間」使用できるケースがあります。
鉛バッテリーの寿命は種類や用途によって様々ですけど、一般的に2〜3年毎のバッテリー交換が推奨されています。しかし、これらの鉛バッテリーは本当に寿命を迎えているのでしょうか?
それでは、鉛バッテリーの蓋を開けて内部を覗いてみましょう。
●新品状態の電極板 |
一般的な湿式鉛バッテリーの内部は複数枚の鉛成分の板で構成されています。新品状態の電極板は左図のように通常スポンジ状をしています。
これは表面のデコボコした凹凸を増やすことで、バッテリーの容量を増やすための技術です。鉛バッテリーの心臓部とも言える電極板の性能がバッテリーの性能を左右しているのです。
新品状態の電極板はサルフェーションの影響を受けないため、電気の流れがスムースに行われます。
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↑Good ! - 電気の流れがスムースでバッテリーパワーも高い状態です。 |
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●サルフェーションが付着した電極板 |
左図のように、白色状のサルフェーション(硫酸鉛:PbSO4)が結晶化して電極板の表面を覆っています。
鉛バッテリーが早期に使用不可になる大きな原因の1つは、この「サルフェーション」現象です。
サルフェーションはバッテリーが放電時に電極板の表面に発生します。また、このサルフェーションは性質上、電気を通しません。言わば電気の流れを妨げる抵抗のようなもの。よって、この状態では電気の流れが悪くバッテリー性能は低下しています。
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↑No ! - 電気の流れが悪いため、バッテリーパワーが低い状態です。 |
※鉛バッテリーは複数枚の電極板で構成されています。
(バッテリーフォークリフトはクラッド式) |
・エンジン車両の場合 - セルモーターの回転力が弱くなる
- アクセルの踏み込み量により、ライトの明暗が出る
- パワーウインドウの動きが遅くなる
- バッテリー液が蒸発しやすくなる
・電動式車両の場合
- 車両の稼働時間、走行距離の減少 ・・・ こまめな補充電が必要
- モーターの出力低下 ・・・・・ 作業効率、利便性の低下
- バッテリー本体の発熱 ・・・・ バッテリー液が蒸発しやすくなる
充電してもバッテリー性能が回復しない状態です。
そこで、鉛バッテリーの宿命とも言えるサルフェーションの問題を解決すれば、バッテリーの信頼性がアップして寿命を延ばすことができるのです。それではサルフェーションを解決する具体的な解決方法をご紹介しましょう。
■パルステクノロジーによる鉛バッテリーの再生・延命メカニズム
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Resolve the sulfation [PbSO4] into Pb and SO4 : Frequency 10,000Hz(特許出願中) |
Before |
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After |
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■サルフェーション化した
バッテリー
バッテリーパワーが低い |
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■微弱特殊パルス電流を流す
サルフェーションの分解・除去 |
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■バッテリー再生・延命
バッテリー再生&長持ち |
※図はバッテリー内部のイメージです。 |
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■Stage 1 - サルフェーションの分解 |
鉛バッテリーの電源供給により、"バッテリー再生延命器、ナノパルサー"が10,000Hzの微弱特殊パルス電流を断続的にバッテリー内部へ流します。
この微弱特殊パルス電流により、白色状のサルフェーション(硫酸鉛:PbSO4)が表面から徐々に分解されていきます。ゆっくりと微粒子分解されていくため、安全・確実で電極板を傷めることはありません。
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■Stage 2 - サルフェーションが電解液へ |
サルフェーションが鉛(Pb)と硫酸(SO4)に分解されて電解液中に溶け込みます。もちろん微粒子分解された鉛イオンと硫酸イオンが沈殿することはありません。パルス波の電流は微弱であり、この現象を発生させる誘導的な働きのために利用されています。
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■Stage 3 - 充電を繰り返すことで徐々に再生 |
充電時に鉛イオン(Pb)が電極板に戻り、硫酸イオン(SO4)が電解液に溶解します。そして、希硫酸(2H2SO4)が生成されます。(補)充電を繰り返すことで、バッテリー液の硫酸濃度(2H2SO4)が徐々に上昇し均一化するため、バッテリー液のコンディションが回復(比重値※1が上昇)していきます。電極板の表面は徐々に通常のスポンジ状に戻り、鉛バッテリーが再生していきます。
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[ 用語解説 ]
※1: 比重値 - バッテリー液の希硫酸濃度。バッテリーを診断するための測定値。基準の比重値は1.28。(硫酸濃度37.4%)
■比重値が高い - バッテリー液の希硫酸濃度が高い。(濃い)・・・満充電時、1.26以上。
■比重値が低い - 希硫酸濃度が低い。(うすい)・・・充電不足、またはサルフェーションが原因。1.25以下。
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■バッテリー延命(アンチエージング) |
バッテリー再生延命システムの常時接続により、電極板上のサルフェーションの付着を予防します。結果的にバッテリーの電極板が持つ寿命に近づけることが可能となります。
最終的なバッテリー寿命というものは、電極板の物理的な耐久性にかかってきます。よって電極板が持つ物理的な寿命まで充電・放電サイクルが繰り返されます。更に、このサルフェーションを日常的に予防することで安定したバッテリーパワーが持続します。
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■システムフロー |
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バッテリー再生延命器がバッテリー内部の |
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サルフェーションをクリーニング |
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↓ |
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サルフェーションの再固着予防 |
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↓ |
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鉛バッテリーの延命 |
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カンタン接続 - 鉛バッテリー再生延命器 |
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バッテリー再生のキーワード、それは「比重値」です。
私たちが毎日使っている「水」の比重は約「1.0」です。そして、「海水」は塩分やその他の成分を含んでいますから水よりわずかに重くなります。
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比重計
水面がグリーンの範囲内で
あれば良好 |
一方、鉛バッテリーのバッテリー液は「希硫酸」ですから、水や海水と比べて少々重く、新品状態のバッテリーでしたら、バッテリー液の比重は「1.28」。ところがバッテリーのコンディションが低下してくると、比重も下がっていくのです。
そこで、比重計(1,000〜3,000円位)という簡単な測定器具を使うことで、バッテリーのコンディションがわかるのです。⇒
鉛バッテリーは古くなると比重値は下がっていくもので、上がることはないのです。しかし、
- Step 1:
- 鉛バッテリーにバッテリー再生延命器を装着。
- Step 2:
- 走行(補充電)を1ヶ月ほど繰り返すことで
- Step 3:
- 比重値が少しずつ上昇していき、適正状態(比重値1.26〜)になっていきます。
これはバッテリー液が良好状態へ回復していくということです。
もし比重計をお持ちでしたら、実際バッテリー液を測定してみて下さい。(※走行後、または充電後に測定して下さい。)
それでは、ここで東京農工大学の教授による研究結果とマガジンに掲載された記事、オーナーの方々のインプレッションをご紹介しましょう。
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[東京農工大学、千葉教授による研究結果]
ナノパルサー装着によるバッテリー(鉛蓄電池)
容量の回復効果があり。
バッテリーの容量回復能力は、バッテリー性能を決める重要な要素になります。本評価法は、充放電と1週間のインターバルを繰り返す、実践的な使用条件を想定しています。その結果、「ナノパルサーなし」では充電を繰り返しても、本来の容量回復には至りませんが、「ナノパルサー装着時」は、本来の容量を確実に回復することが明らかになりました。
すなわち、「ナノパルサーなし」では10Vの機能、容量回復に充電操作を5回要しましたが、「ナノパルサー装着時」は初回充電から10V以上の機能、容量が維持されています。これは、一般にサルフェーションが発生すると、繰り返し使用により更なるサルフェーションが引き起こされるところ、ナノパルサーはサルフェーションを抑制し、バッテリー性能維持に飛躍的な相乗効果を発揮しているためであると考えられます。 |
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■Car Goods Magazine 2006/6月号 (株)三栄書房
微弱特殊パルス電流でサルフェーションを微粒子分解するという。電極板の反応
面積が戻り、バッテリー容量が回復するそうだ。結果オルタネーターの負荷が軽減
するという。また電流がスムースになり各種電装パーツの動作も安定するそうだ。 |
[+]Enlarge |
■ECO Goods Magazine 2006/7月号 (株)三栄書房
微弱特殊パルス電流でサルフェーションを微粒子分解させ、電極板の反応面積を
戻しバッテリー容量が回復。結果オルタネーターの負荷が軽減し省燃費化にも
貢献。電流がスムースになり各種電装パーツの動作も安定する。 |
[+]Enlarge |
■Car Goods Magazine 2006/11月号 (株)三栄書房
オーナ’sインプレッション
東京都 ハイエースワゴン : LED点灯で目視できるのが○。
北海道 ランドクルーザープラド(ディーゼル) : ライトが明るくなりました。 |
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これで鉛バッテリーが再生して寿命が延びる |
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鉛バッテリーの再生&寿命の延長 |
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使用中のバッテリーでも新品バッテリーでも装着OK |
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高負荷でもバッテリーパワーが持続 |
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カーオーディオ、AVシステム性能をサポート |
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アイドリングストップ車のバッテリー劣化予防 |
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昼間ライト点灯車、ライトONバイクのバッテリー劣化予防 |
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バッテリー液の蒸発抑制によりメンテナンスの軽減 |
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充電効率の向上 |
■For エンジン始動用バッテリー |
・ |
国産自動車全般、輸入車、アメ車、4WD、トラック、ダンプ、バス、トレーラー、キャリアカー、
建設用重機、キャンピングカー、除雪車 |
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サブウーハー搭載車、5.1ch/6.1ch AVシステム搭載車、ハイパワーアンプ、カーセキュリティ
搭載車、電動ウィンチ、ハイコンプピストン・ハイカム搭載車、キャブ車、ハイドロサス、インバーター
追加フォグランプ搭載車、無線器搭載車、デコトラ(電飾搭載トラック)、夜間走行が多い車両等 |
・ |
バイク |
・ |
プレジャーボート、船舶、ヨット、マリンジェット、ジェットスキー |
・ |
農業機械 - コンバイン、トラクター、田植機 |
・ |
スノーモービル |
|
※カーバッテリー一例:
カルシウムバッテリー、アンチモンバッテリー、ドライバッテリー、AGMバッテリー |
●エレクトロニクス化が加速する自動車事情
進歩を続けるクルマのエレクトロニクス化。現代のクルマは走るコンピューターと言っても過言ではないでしょう。
- [代表的な電装品]
- 各灯火類、セルモーター、ラジエター冷却ファン、ワイパー、エアコン、ABS、オーディオ、パワーウィンドウ、カーナビ、ETC、ディフォガー、電動パワーステアリング、キーレスエントリー
- [高機能な電装品]
- パワースライドドア、電動サンルーフ、電子制御式スロットル(ブレーキ)、自発光式メーター、高機能カーナビ、セキュリティシステム、トラクションコントロール、スタビリティシステム
(パワーシート、シートヒーター)
プレミアムカーには更なる電装品が搭載されています。24時間365日、ナノパルサーを装着することで、バッテリーのコンディションを整えて電装品の安定動作をサポートします。
●カーオーディオ、AVシステムをサポート
オーディオサウンドをサポートするバッテリー。
カーオーディオ、AVシステムが持つ本来のパフォーマンスをフルに発揮させるためには、電源供給の源であるバッテリー性能が大切と言われます。ナノパルサーが電気を通さないサルフェーションを除去することで、カーオーディオ、AVシステム、スピーカー&サブウーハーシステムの駆動をサポートします。
●Onシーズンが短いバッテリーに
ボートやヨット、農業機械はOnシーズンが限られます。
特にボートや船舶用のバッテリーは使用目的からも信頼性が要求されます。クルーザークラスのバッテリーともなると、フルサイズで交換コストや労力も無視できないものです。
またトラクターやコンバイン等の農業機械も同様、バッテリーの放置期間が長く、サルフェーションの影響を受けやすい傾向があります。定期的に充電器を併用することでバッテリーの電圧をキープしながらナノパルサーでサルフェーションを予防できます。
Device |
Owner |
Date |
Vehicle |
Nanopulser/ナノパルサーPG-48 |
札幌通運 株式会社 |
2005/06 |
バッテリーフォークリフト(48V) |
【Comment】
・フォークリフトにナノパルサーを装着後、4週間でセルの比重値が向上。
・電極のサルフェーションが除去されることで、バッテリー再生。フォークリフトの稼働時間が長くなり作業効率が向上。
Device |
Owner |
Date |
Vehicle |
Nanopulser/ナノパルサーPG-24H |
結城運輸倉庫 株式会社 |
2004/12 |
タンクトレーラー |
【Comment】
ナノパルサーを装着したバッテリーは新品時の電圧&比重値を維持。
Device |
Owner |
Date |
Vehicle |
Nanopulser/ナノパルサーPG-48 |
株式会社 コルネット |
2004/05 |
バッテリーフォークリフト(48V) |
【Comment】
・(Before):プラッターのバッテリーが充電後、2〜3時間で再充電しなければならない状態。
・(After) :ナノパルサー装着後、1ヶ月で1日1回の充電で済むようになる。結果としてプラッターの稼働率向上により作業性も向上。
Device |
Owner |
Date |
Vehicle |
Nanopulser/ナノパルサー |
ザ・鹿野山カントリークラブ |
2006/12 |
電動ゴルフカート(乗用) |
【Comment】
環境、経済メリット - ハイブリッド保証の適用により導入。
Device |
Owner |
Date |
Vehicle |
Nanopulser/ナノパルサー |
天ヶ代ゴルフ倶楽部 |
2006/12 |
電動ゴルフカート(乗用) |
【Comment】
環境、経済メリット - エコロジーとエコノミーの両立に積極的な取り組み。
※物理的に劣化、損傷している鉛バッテリーに機器を装着しても再生、延命効果を得られません。 |
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鉛バッテリーの再生&寿命の延長 |
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コスト削減 |
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├48Vバッテリーフォークリフト+ナノパルサーPG-48Fでコスト削減 |
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└24Vバッテリーフォークリフト+ナノパルサーPG-24Nでコスト削減 |
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使用中のバッテリーでも新品バッテリーでも装着OK |
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エレキ(電動船外機)用EBバッテリーの安定したパワーサプライ |
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キャンピングカー用サブバッテリーの安定したパワーサプライ |
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電動式車両、機械の稼働時間の延長、作業効率の向上 |
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バッテリー液の補水間隔が延びメンテナンスの軽減 |
■For ディープサイクルバッテリー |
・ |
電動車椅子、電動カート、セニアカー、エレキ(電動船外機)、EV車 |
・ |
バッテリーフォークリフト(リーチ/プラッター型)、電動ゴルフカート、業務用スイーパー
(床面掃除クリーナー)、電動高所作業車、電動運搬車、無人搬送台車、ウェルダー |
・ |
PC/UNIXサーバー等のUPS(無停電電源装置)、風力・太陽光発電設備の鉛バッテリー蓄電
システム等 |
●深い放電を繰り返すディープサイクルバッテリーをサポート
バッテリーを動力源とする電動式車両や機械には、専用のディープサイクルバッテリーが使われています。これはEBバッテリーとも呼ばれ、深い放電と充電のサイクルに耐えることができる専用バッテリーです。
ディープサイクルバッテリーは深い放電を繰り返すため、サルフェーションの影響を受けやすい傾向があります。そこで24時間365日バッテリーにナノパルサーを装着することでバッテリーの寿命延長をサポートします。
●キャンピングカーの安定したパワーサプライ
キャンパーを悩ますバッテリー問題。
キャンピングカーにはインバーターやTV、冷蔵庫、照明器具等の各種電装品が満載です。それだけサブバッテリーに負荷が加わります。もちろん多様なバッテリーシステムに対応できます。
- 密閉式ディープサイクルバッテリー搭載車
- シングル(12V)、ツインバッテリー(12V×2個並列接続)搭載車
- ソーラーパネル装着車
●エレキ(電動船外機)のEBバッテリーをサポート
ルアー&ブラックバス・フィッシングをサポートするボート用エレキ。
エレキ用ディープサイクルバッテリーはボートの動力源であるため負担が大きいものです。バッテリーが深い放電を繰り返すシーンでは、サルフェーションの影響を受けやすくなります。これは走行時間の短縮やモーターのパワーダウンを招きます。ナノパルサーはMFタイプのバッテリーにも対応。ボディは防滴加工済でウォーターシーンでもOK。
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エレキ用ディープサイクルバッテリーのメンテナンス |
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1. |
バッテリーの保管時、バッテリーにナノパルサーPG-12N(24N)を装着状態にします。 |
2. |
釣行の前日、充電器でバッテリーを充電します。 |
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(ナノパルサーは装着状態のままにして下さい。) |
3. |
エレキを使用時、バッテリーにナノパルサーを装着します。 |
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(※ナノパルサーの装着に不都合があるならば、未装着でも特に問題はありません。) |
4. |
帰宅後、バッテリーにナノパルサーを装着して充電して下さい。 |
|
(バッテリーの電圧を維持するため、定期的に充電器でバッテリーを充電して下さい。) |
【重要】
バッテリーフォークリフト専用のバッテリーや汎用12Vディープサイクルバッテリーは用途上、熱を持ちやすく、バッテリー液が蒸発しやすい傾向があります。
バッテリー液が不足した状態で充電と放電を繰り返していくと、バッテリー本体の物理的な劣化が進行していきます。水枯れ予防として、定期的な液量点検がとても大切です。補水の際は必ず精製水を補充してください。
これで鉛バッテリーが再生して寿命が延びる |
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バッテリー液の比重値が上昇していくまでの期間は、バッテリーの種類、容量、使用年数、車両・システムの使用頻度により幅があります。
各種車両、システムに搭載の鉛バッテリー |
適合装置 |
比重値が上昇していく
までの目安期間
(正常比重値1.26〜) |
モーターサイクル用小型バッテリー |
ナノパルサー
PG-12S |
10日〜3週間 |
コンパクトカー 〜 普通車用バッテリー |
ナノパルサー
PG-12S |
2週間〜1ヶ月 |
キャンピングカー用サブバッテリー(EBバッテリー100Ah) |
ナノパルサー
PG-12N |
1ヶ月程 |
トラック、マイクロバス観光バス用バッテリー |
ナノパルサー
PG-24S |
3週間〜1ヶ月 |
セニアカー、電動車椅子用EBバッテリー、スイーパー |
ナノパルサー
PG-24N |
3週間〜1ヶ月 |
バッテリーフォークリフト用バッテリー (リーチタイプ等24V) |
ナノパルサー
PG-24N |
1〜2ヶ月程 |
バッテリーフォークリフト用バッテリー (乗用48V) |
ナノパルサー
PG-48F |
1〜2ヶ月程 |
バッテリーフォークリフト用バッテリー (乗用72V) |
ナノパルサー
PG-36C×2台 |
1〜2ヶ月程 |
※バッテリー測定の基本として、充電後に電圧と比重値を測定して下さい。 |
※ |
エンジン車両の場合は走行頻度に比例して、バッテリーの比重値が上昇していきます。バッテリーが放電状態では比重値は上昇していきません。尚、システムが作動していればサルフェーションは分解中です。
(日常的に走行を繰り返している車両のバッテリーは効果的に再生していきます。これは走行充電により、分解されたサルフェーションが効率的にバッテリー液に溶け込むためです。) |
※ |
エンジン車両はエンジン停止中、ECU(Engine Control Unit)、カーナビ、カーオーディオ、セキュリティシステム等の暗電流(待機電流)が流れています。車両を長期間放置すると、バッテリー放電により比重値と電圧が低下していきます。(ナノパルサーPG-12N/12S/24N/24Sは過放電防止機能により一定電圧以下で作動が自動停止します。)エンジン始動後、バッテリーは速やかに充電されて比重値と電圧が上昇していきます。 |
※ |
電動車両やEBバッテリーの場合、定期的にバッテリーを補充電して一定電圧以上を保つようにして下さい。 |
※ |
鉛蓄電池の比重値が上昇していくまでの期間はバッテリー容量やコンディション、使用年数、車両・システムの稼動状況によっても前後します。 |
LME(ロンドン金属取引所)鉛先物価格 |
・2003年 |
・・・ 1トン"400〜500"ドル台で推移 |
・2005年1月 |
・・・ 1トン"900"ドル台 |
・2005年12月 |
・・・ 1トン"1,100"ドル台 |
・2006年1月 |
・・・ 1トン"1,200"ドル台 |
・2006年2月 |
・・・ 1トン"1,400"ドル台記録 |
・2006年3月 |
・・・ 1トン"1,200"ドル台で推移 |
・2006年10月 |
・・・ 1トン"1,470"ドル記録 |
・2007年6月 |
・・・ 1トン"2,525"ドル記録 |
・2008年3月 |
・・・ 1トン"3,012"ドル台 |
・2009年9月 |
・・・ 1トン"2,205"ドル台 |
・2010年9月 |
・・・ 1トン"2,192"ドル台 |
・2011年6月 |
・・・ 1トン"2,524"ドル台 |
・2012年12月 |
・・・ 1トン"2,337"ドル台 |
※48Vフォークリフト用バッテリー参考価格・・・70万〜110万円 |
バッテリー本体に物理的な問題が生じている場合、バッテリー再生・延命器による再生、延命効果は得られませんのでご了承ください。
- 電極板の物理的な劣化、故障。(電極板の腐食、脱落、電解液のにごり等)
- 水枯れ(バッテリー液の蒸発)に起因する電極板の損傷。
- 過去にバッテリー本体が物理的な強い衝撃を受けて、電極板が損傷またはショートしている。
※充電後、バッテリー液の比重値が1.21を下回り、各セルの比重差が0.04を超える場合、低比重値を示すセルが物理的に故障している可能性があります。 |
これで鉛バッテリーが再生して寿命が延びる |
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■Nanopulser PG series
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PG-12S(N) (For 12V)¥8,400(税込)
PG-24S(N) (For 24V)¥12,600(税込) |
ボディはハンディサイズを実現。設置場所を選ばずイージーインストールが可能です。
更に、ボディフェイスにミラーレターを採用。光源により表情を変えクールな存在をアピールします。
■各種環境試験測定済
・EMCテスト
・VCCI測定済
・高温放置試験
・低温放置試験
・温度サイクル試験
・振動試験
・衝撃試験
バッテリーチェッカーを内蔵したM.F.L.※を採用。マルチファンクションLEDがバッテリー電圧をリアルタイムで表示。(※M.F.L. : Multi Function LED)
ナノパルサーは9種類のラインアップで構成。電動ゴルフカートとバッテリーフォークリフト専用装置も完備。[ナノパルサー/Nanopulser PG-12N/12S/24N/24S/36S/36C/48S/48C/48F]
微弱特殊パルス電流のFrequencyを10,000Hzで統一。
PG-12、PG-24、PG-36シリーズはバッテリー電圧が一定以下になると作動が自動停止するA.C.O.※機能を内蔵。待機時の消費電流をセーブ。(※A.C.O. : Auto Cut Off)
ナノパルサーシリーズはNNP(株)関連企業、NNP電子(株)の国内工場にて生産。
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クルマと24Vトラックにナノパルサーを装着する際、作業は簡単ですか。 |
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スパナ1本とウエスを1枚ご用意下さい。取扱説明書をよくお読みのうえ、装置を装着して下さい。5-10分程度の簡単な作業です。ご参考までにイメージ動画をご覧ください。
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ナノパルサー本体の大きさと重量はどのくらいですか。 |
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ナノパルサーPG-12、PG-24シリーズの本体はタバコの箱に近いサイズで重量は85gです。詳細なサイズはラインアップ一覧でご確認いただけます。
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新品バッテリーにナノパルサーを装着できますか。現在使用中のバッテリーはかなり古いため、バッテリーを交換してナノパルサーを装着しようと考えています |
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問題無く、新品バッテリーにもナノパルサーを装着することができます。
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車両に乗る頻度が少ないです。バッテリーにナノパルサーを取り付けた状態で、定期的に充電器で充電してもいいですか?またブースト機能を使用して急速充電しても大丈夫ですか? |
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[普通充電]
普通充電ならばバッテリーとナノパルサー共に何ら問題ありません。定期的にバッテリーを補充電した方がナノパルサーの作動時間が延びるため、サルフェーションの分解が効果的となります。
[急速充電]
バッテリーを急速充電してもナノパルサー本体への影響はありません。十分考慮されて設計されています。なお急速充電はあくまで緊急手段であることもあり、一般的な普通充電を推奨しております。
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ナノパルサーをエンジン始動用バッテリーへ装着後、何か変化がわかりますか? |
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ご通勤等で車両を使われているオーナー様から、エンジン始動性の向上等のインプレッションを多くいただいております。
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オーナー'SインプレッションでナノパルサーPG-12Nを装着されている方がいます。車のエンジン始動用バッテリー(12V)には、PG-12SとPG-12Nのどちらが適切ですか。 |
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基本的にエンジン始動用バッテリー(12V)には"ナノパルサーPG-12S"が推奨モデルです。
トラックやバスのエンジン始動用バッテリー(12V×2台=24V)には"ナノパルサーPG-24S"が推奨モデルです。
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ナノパルサーをトラックのバッテリー上面へ取り付けて大丈夫ですか?バッテリーが車体側面に装着されているため水や土埃の影響が心配です。 |
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何ら問題ありません。
ナノパルサーPG-12, PG-24シリーズは防水加工が施されています。装置は水や土埃、泥の影響を受けないように設計されています。
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バッテリーを複数台所有しています。外部機器に繋がっていない単体のバッテリーにナノパルサーと充電器を接続して、サルフェーション対策しようと考えています。SタイプとNタイプのどちらが適切ですか。 |
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単体のバッテリーにナノパルサーを接続して、充電器で補充電しながら再生処理する場合、”N”タイプの方が使いやすいことでしょう。
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複数台、農業機械(トラクター、コンバイン、消毒散布機械)を所有しています。農業用機械は年間を通して稼働日数が少ないため、バッテリーの放置期間が長くなります。ナノパルサーの機種選択と使い方を教えて下さい。 |
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基本的に農業機械のエンジン始動用バッテリーには「S」タイプ(PG-12S)をご選択ください。
定期的に充電器でバッテリーを充電していただければ、良好なバッテリーコンディションを保つことができます。
補充電の目安として、ナノパルサーPG-12SのLEDがOFF状態ならば、バッテリーの電圧が一定以下となっています。すみやかに補充電して下さい。
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キャンピングカーの12Vサブバッテリー(ディープサイクル・バッテリー)についてです。ナノパルサー"PG-12S"と"PG-12N"のどちらが適切ですか?また装置を装着後、充電・放電を繰り返す必要がありますか? |
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12Vサブバッテリーにはナノパルサー"PG-12N"が適しています。
バッテリーへナノパルサーを装着後、バッテリー電圧が12.0V以上を保つようにすると再生が効率的です。(あえて負荷を与えてバッテリーを放電させる必要はありません。)定期的に補充電して一定以上のバッテリー電圧を保つようにして下さい。
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キャンピングカーのサブバッテリーについてです。容量が100Ahクラスの12Vバッテリーが2台並列に繋がっています。適合する装置と必要台数を教えてください。 |
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基本的に片側の12Vバッテリーに対して、ナノパルサーPG-12Nを1台装着します。装着方法はこちらのページでご確認下さい。
※2台のバッテリーが長いケーブルで結線されている場合はナノパルサーのパルスが減衰することがあります。詳細はお問い合わせ下さい。
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そろそろバッテリーフォークリフトのバッテリー交換時期(5年目)です。バッテリー液が蒸発しやすい状態です。バッテリー再生延命器で、あと3〜5年位延命できますか。 |
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バッテリーフォークリフト専用バッテリーの交換サイクルは使用環境により幅があります。
2勤、3勤の生産工場でフル稼働の環境下では、「1年半」毎に交換されているケースが珍しくありません。他方、フォークリフトの稼働頻度が少ない環境下では「9年」経過しているバッテリーも存在します。しかし、新品時から「9年」も経過しますと、バッテリー本体が熱を持ちやすく、パワーダウン、稼動時間の減少等の症状が出てきます。
バッテリーフォークリフトにはクラッド式の専用バッテリーを使用することが多く、このタイプは物理的な耐久性が高いものです。バッテリーが使用不可になる原因は2つでして、(1)サルフェーション、(2)電極の故障(バッテリー液の不足は故障原因となります)。
・ポイント 1
バッテリーフォークリフトにとって大切なメンテナンスは、バッテリー液量の定期的な点検です。(1〜2週間に1回点検)フル稼働しているフォークリフトは、それだけバッテリー液が蒸発しやすい傾向があります。また、夏季は外気温の上昇の影響もあるため、こまめな液量点検が大切です。
・ポイント 2
あとは"バッテリー再生延命器"を装着します。
その後の具体的な延命年数は、現在のバッテリーコンディションと使用環境にもよります。目安として、5年経過でしたら、あと2〜3年程の延命年数が期待できます。更にバッテリー液の蒸発を抑制することができるためメンテナンス回数が軽減します。 |
これで鉛バッテリーが再生して寿命が延びる |
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